おいしい上海

横浜女子の、上海生活。

上海アフタヌーンティー巡りの旅2014 ~4. The Puli~

上巡もついに4日目。

 

初日のWaldorf Astoriaが、名前も知らなかったホテルなのに実は超プレミアムで、雰囲気・味ともに素晴らしかったこともあり、「なるべく(日本人に)知名度が低くて、でも高評価の隠れプレミアムを探そう」という方針にしました。

 

 

そんなことを夫と話しているときに思い出したのが、バーに何度か行ったことがある「The Puli」。

 

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上海に来るまでは全く聞いたことがなかったけれど、ロビーのラウンジが重厚且つ格式があり、奥にたたずむ庭園もオシャレ、いわば「プレミアムデザイナーズホテル」…な記憶があるホテル。

 

 

一応調べてみたところ、この上海の静安区の一か所にしかないみたい。

 

 

The PuLi Hotel and Spa

璞麗酒店

The PuLi Hotel and Spa is a luxury hotel in China that is located in Jing'an District, Shanghai, between NanJing West Road and Yan An Road. The PuLi Hotel and Spa is the first hotel of Urban Resort Concepts and is the sixth member hotel of The Leading Hotels of the World in China. On March 2010, the hotel has been included in Design Hotels network as a member hotel. The Chinese name of The PuLi Hotel and Spa (Chinese: 璞麗酒店 Pinyin: pú lì jiŭ diàn) literally represents as beautiful (麗) un-carved gem (璞). The hotel logo is inspired by a phoenix and the flame tree (Chinese: 鳳凰树, literally "phoenix tree").

 

 

 

http://en.wikipedia.org/wiki/The_PuLi_Hotel_and_Spa

 

 

「Top 10 romantic hotels in China」でもあるそうです。

 

 

ということで、娘が寝そうなタイミングを見計らって、いざ出発。徒歩圏内なのがうれしい。

 

 

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見えました。The Puli。

 

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入口はこんな感じ。水、石、竹。白、黒、薄緑。

 

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歩道がないのが気になるけれど、雰囲気はいい感じ。

 

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奥に入ったところにドアがあります。この隠れ家感は個人的に好き。

 

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入るとこんな雰囲気に。

 

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静安区のど真ん中、高速道路やオフィスビルなどに囲まれて、決して広いとは言えないホテルですが、細かな工夫で非日常感が演出されています。

考えてみると、この面積のホテルで、道路の入り口から車寄せまで、またドアからレセプションまでここまで距離を取っているのは珍しい。

内部に池と庭を配しているところも含め、思い切ってこういった使い方をした人、すごいなー。

 

 

そしてロビーラウンジの風景。縦長の空間で、調度品も高そう…。

 

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入って早速「下午茶セット!」を注文。するとこんな謎ボックスが運ばれてきました。

 

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開けると・・・

 

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ここは、クラシックな「3段プレート」ではなく、ボックス入りのアフタヌーンティーセット。

箱入りのサンドイッチやキッシュに加え、4種のペストリー、スコーンがついてきます。

 

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飲み物は、Shangri-La同様、一杯は下午茶セットについてきます。

 

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サンドイッチ。

 

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キッシュ。

 

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ライ麦パン…?に、サーモン、ピクルス、サワークリーム。

 

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ジャムパン。揚げジャムパンだったかも。シンプルながら、オイシイ。

 

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などなど・・・

 

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そして、この日の料理で一番気に入ったのは、このスコーン。

 

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甘みがあり、小麦のうまみもあり、そして中までしっとり。

 

イチゴジャムと、バニラビーン?が入ったホイップクリームを大量に乗せて。

 

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おなかが減っていたこともあり、30分強で食べきってしまいました。しめて345元なり。

 

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いやー、満足。ボックスに入れて出す、という、WaldorfやShangri-Laの「3層式」と違うタイプで、新鮮味があるし、何より内装・雰囲気がスバラシイ。

「下午茶」の王道ではないし、スコーン以外の料理は特筆するほどの味ではなかったけれど、雰囲気を大事にする人だったら、知っておいて損はない場所。

あ、そういえば、春から秋にかけては、ロビーの奥から外に出られて、竹に囲まれた庭園のような雰囲気の中でお茶やお酒が楽しめます。

 

※ホテルのウェブサイトから取ってきた、「露天花園」の写真。敷地を大胆に使うなぁ。

 

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ということで、春になったらまた来よう!