Data of the Month - 2013 MAY | 各国GDP比較
情報処理センスのトレーニングを兼ねて、今月から、主に中国の各種データを取り上げる「Data of the Month」を始めてみることにしました。
第一弾の今回は、ちょっと古いけれど毎年10月に公開されるUnited Nationsの「World Economic Outlook」から、幾つかの国のGDP比較を。グラフ内に入れ忘れましたが、単位通過はUSD。
ご存知の通り、中国のGDPは2010年に日本のGDPを抜いて世界第二位に。2015年には、10兆USDを超えると予測されています。
他にも、このグラフから改めて分かる面白いポイントは、
・ 1995年以降の日本の停滞っぷり
(「失われた10年」が如実に表れています。2015年までの予測でも、伸び率は相変わらず低迷。勿論、アベノミクスは考慮に入れられていませんが)
・ 日本同様に先進国であるアメリカは依然としていい感じの伸び
(というか、先進国にしてこの伸び方は異常…やはり中国同様に、同じ国の中でもまだまだ成長が進んでいるエリアがあるためか?経済を語る上では、ヨーロッパとまとめて「欧米」と呼ぶのは無理がある)
・ 中国同様に「BRICs」と騒がれたインド/ブラジルはGDP的にはまだまだ
(グラフには入れていませんが、ロシアも同様) などなど…。
因みに、この「World Economic Outlook」、世界186カ国のGDP、人口、インフレ率等の各種経済指標を、1980年以降について毎年分、エクセル一覧でダウンロード出来るので、趙便利!(もちろん、国によっては提供されていない指標があったり、最近数年分しかなかったりしますけど)
PIVOT Tableでガチャガチャっとやれば、簡単に各指標で各国比較が出来るし、オススメです。
(ダウンロードしたデータはこんな感じ)
このDatabookからは、他にも色々改めて見直してみたい指標が幾つかあるので、次回もここから何か取り上げてみようかな。